メールソフトのセキュリティ設定をする。
これだけはやろう!パソコン購入直後のセキュリティ設定
HTML表示はしない。
HTMLとは、ホームページを記述するのに使われる決まりごとで、文字の色や大きさを自由に変えたり、絵や写真を貼りつけたり、他のホームページに飛べるようにできるなど、大変便利なものです。 ホームページだけではなく、メールソフトにもHTMLを使える機能が付いていて、まるでホームページを見ているかのようなメールを送ることもできます。
しかし、この機能を悪用して、HTMLメールを開いただけ、あるいはプレビューしただけで感染するウイルスも蔓延しています。ですから、HTMLメールを見ない・使わないように設定しましょう。
HTMLメールの設定
ここではOutlook Express の設定方法を説明します。
※ HTMLメールの設定は、使っているメールソフトにより異なります。設定の詳細は、メールソフトのマニュアルをご覧ください。1. 受信メールの設定
メールソフトの「ツール」→「オプション」を選ぶと、「読み取り」など、受信メールの表示設定項目にHTMLメールの表示設定があることが多いようです。
「HTMLメールは表示しない」、あるいは「テキスト形式に変換する」、に設定しましょう。
同様に送信メールの設定も、メールソフトの「ツール」→「オプション」を選ぶと、「送信」などの項目があります。送信メールはテキスト形式で作成するように設定しましょう。
3. その他のセキュリティ設定この他にもセキュリティの設定項目がある場合もあります。この場合も、安全性が向上するような設定を行いましょう。
「プレビュー」表示はしない。
Outlook ExpressやOutlookなどのメールソフトには、受信したメールをダブルクリックしなくても表示してくれる、プレビュー機能があります。プレビュー表示をしていると、開くつもりのないメールまで表示してしまい、ウイルス感染をしてしまうことがあります。プレビューでの表示はしないよう設定しましょう。
Outlook Expressの場合は、「表示」→「レイアウト」をクリックすると、「プレビューウインドウ」の設定が出来ます。
2. 「プレビュー」設定を解除します。「プレビューウインドウを表示する」のチェックをはずしましょう。