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常時接続の危険性

 ブロードバンドネットワーク時代の到来とともに、家庭内においても、常時接続回線の利用が増えてきています。常時接続回線では、24時間接続していても一定料金で利用できるため、ダイヤルアップ接続回線から切り替えるケースが多いようですが、実はセキュリティ面から考えた場合には、ダイヤルアップ接続回線と常時接続回線では大きな違いがあります。それは、常時接続回線の場合には、割り当てられるグローバルIPアドレスが固定化されることが多いということです。

 インターネットでは、それぞれのコンピュータを識別するためにグローバルIPアドレスという番号を付番します。このIPアドレスサーバーだけでなく、すべてのクライアントにも割り当てられてデータの送受信に利用されます。

 ダイヤルアップ接続回線の場合には、接続するたびにプロバイダIPアドレスを付番し直しますが、常時接続回線では、プロバイダによって、常に同じIPアドレスが使用される方法と、ダイヤルアップ接続回線と同様に、接続時に毎回異なるIPアドレスを付番する方法とがあります。後者の方法でも、ダイヤルアップ接続と異なり、コンピュータの電源がオンになっている場合は常に接続しておくために、IPアドレスが同一である時間が長くなってしまいます。

 つまり、ダイヤルアップ接続回線に比べて、常時接続回線では、同じIPアドレスを使用している時間が長くなるため、ハッカーにとっては長時間攻撃し続けることができる格好のターゲットとなってしまう可能性が高いというわけです。

 ハッキングにはセキュリティホールが利用されることが多いため、これらの対策としては、定期的にOSのメーカーのホームページなどでセキュリティ情報をチェックして、パッチなどの修正用プログラムを適用することが大切です。また、パーソナルファイアウォールを導入すると、さらに安全性を高めることができます。

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