Webブラウザや電子メールソフトには、時間の経過とともに、セキュリティホールと呼ばれる不具合が発見されることがあります。セキュリティホールは、プログラムの不具合や設計ミスに起因して起こるものですが、それらを修正するためのパッチなどの修正プログラムが、メーカーから配布されています。
セキュリティホールを放置していると、たとえウイルス対策ソフトを入れて、最新版のウイルス検知用データに更新していたとしても、ウイルスに感染してしまったり、ウイルス付きの電子メールを知人に自動的に送ってしまったり、悪意のあるホームページを見ただけでコンピュータシステムが破壊されてしまったりすることがあります。
セキュリティホールを修正するために、修正プログラムがメーカーのホームページや雑誌の付録のCD-ROM等で配布されていますので、自分が使っているソフトウェアの製品名やメーカー名を調べた上で、定期的に修正プログラムを適用する必要があります。
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