家庭においてもADSLや光回線による常時接続回線の利用が増えてきました。それに伴い、家庭内のコンピュータに対する不正アクセスの被害が発生するようになってきています。
家庭内で使用しているコンピュータを不正アクセスから防御するためには、パーソナルファイアウォールというソフトウェアを導入することをお勧めします。パーソナルファイアウォールを導入すると、ハッカーからの不正侵入を防いだり、ウイルスの侵入を防御したり、自分のコンピュータを外部から見えなくしたりすることが可能になります。
パーソナルファイアウォールは、ウイルス対策ソフトと同様に、パソコンショップや家電販売店などで、パッケージソフトとして販売されています。なお、現在は、ウイルス対策ソフトとパーソナルファイアウォールを組み合わせた統合型セキュリティ対策ソフトとして販売されていることが多くなっています。購入したソフトウェアをインストールして、利用環境に合わせて設定を行うことで使用できます。なお、最近はOSにも、簡単な機能を持つパーソナルファイアウォールが付属している場合もあります。
また、プロバイダによっては、セキュリティサービスとして、ウイルスチェックとともに、ファイアウォール機能を提供している場合もあります。必要に応じて、それらのサービスの利用を検討してください。
知識:ファイアウォールの仕組み
対策:常時接続の危険性
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