Webブラウザや電子メールソフト、OSでは、セキュリティホールを
修正したり、情報セキュリティ上の問題を解決したり、さまざまな不具合を解消したりするための修正プログラムが、メーカーから提供されることがあります。
インターネットに接続された環境でコンピュータを利用する場合には、これらの修正プログラムを定期的に適用して、できる限りソフトウェアを最新の状態に保
つように心がけなければなりません。
現在、家庭用のコンピュータで使用されている代表的なOSには、修正プログラムを自動的に適用するための機能が導入されています。タスクバーの右下に「アップデートの準備ができました」というメッセージが表示された場合には、自動的にアップデートする機能が準備されていることを表します。その場合には、そのメッセージをクリックして、画面上の指示に従って操作してください。
アップデートのメッセージが表示されない場合には、プログラムを選択して、手動で処理を行うことができます。そのように操作した場合にも、画面上に表示される指示に従って作業を行います。
なお、ワープロソフトや表計算ソフト、動画再生ソフト、ドキュメント表示ソフトなど、その他のソフトウェアについても、情報セキュリティ上の問題など
で、修正プログラムが提供されることがあります。これらについても、コンピュータにインストールされているソフトウェアを確認して、それぞれのメーカーの
ホームページなどで定期的にチェックしてみてください。また、最近では、ソフトウェアのメーカーに登録をしておくと、プログラムが更新された場合に、電子メールで連絡が来ることがあります。そのため、普段使用しているソフトウェアについては、できるだけユーザー登録をしておいた方がよいでしょう。
知識:セキュリティホールとは?
対策:ソフトウェアを最新に保とう
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